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ラウンドワウンド、フラットワウンド
こんにちは!
たけのこ楽器の中瀬です。
9月になりましたがまだまだ暑い日が続きますが
陽射しは真夏より穏やかになったかなと思います。
朝夜は少し涼しくなってきましたね。
今日は弦の話です。
ワウンドワウンドとフラットワウンドという言葉をベースを弾いていれば
なんとなく聞いたことがあると思います。
じゃあ、実際何が違うんだ!というところを書いていきたいと思います。
ラウンドワウンドについて
弦は中心をとおっている芯線と芯線の周りを巻いている巻線があるのですが
その巻線に円形の巻線を使用している物をラウンドワウンドと言います。
円形が連なった表面になりますので手触りがざらざらしています。
巻線の材質として純ニッケル、ニッケル合金、ニッケルメッキされた鉄、ステンレスが使われ
左から右の材質に行くほどブライトな音色になっていきます。
ワウンドワウンドの音色は倍音を多く含んだ明るいものです。
次にフラットワウンドの説明です。
フラットワウンドは巻線に長方形の物を使用していて
弦の表面が極めて平(フラット)になっています。
材質は主にステンレスが使われます。
2重以上に巻線が巻かれる場合は一番外側の巻線だけ長方形の物が使われます。
巻線を巻いた後、表面を研磨しよりいっそう平にしてあります。
音色は倍音が少なくアタック感は強いがサステインは短めで強く短い音になります。
ジャズ系のベーシストが使用する傾向が強いです。
以上になります。
言葉は知っているけど実はよくわかっていない用語とか多いと思います。
それらをしっかり理解していくことでベースの事をより深く知る事になります。
ベースを理解していくとそれらがトーンだったり演奏面に反映されて
レベルアップしていくと思いますのでこういう用語も理解していったらいいんじゃないかなと思います。
それではまた!
たけのこ楽器
中瀬