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塗装について
こんにちは!
たけのこ楽器の中瀬です。
今日はちょっと前からすごく眠かったのですが
LUNA SEAのMOTHERというアルバムを聴き始めたらベースラインのあまりのカッコよさに目が覚めました。
お陰でブログを無事に更新できそうです。
今回は塗装について書いていこうと思います。
ベースの塗装は大きく分けて4つに分類されます。
①ラッカー塗装
②ポリウレタン塗装
③ポリエステル塗装
④オイルフィニッシュ
以上4つがメジャーな塗装方法になりますので
順番に説明していこうと思います。
①ラッカー塗装
エレキベースが誕生して最初から使われているのがこのラッカー塗装になります。
昔からある塗装方法ですが今でも現役で使われていてラッカー塗装でなければダメというコアなファンもいます。
塗装されて年月が経つと自然に塗装がひび割れてくるのですがこのひび割れをウェザーチェックと呼ばれていたりします。
このウェザーチェックが楽器界隈では高評価で今でもラッカー塗装が使われている要因の1つになっています。
②ポリウレタン塗装
ベースで使うポリウレタン塗装は2液性の物で主剤に硬化剤を混ぜて使用します。
ラッカーよりも後に開発された塗装で対候性が高く柔らかいのが特徴になります。
ラッカーのように経年変化で色合いが変化するわけではないので
色合いに変化がないので楽器を出来るだけ新品の状態で保ちたい人には好評の塗装方法です。
ポリウレタンは柔らかい塗装なのでボディの木材の膨張収縮にも対応して伸び縮みします。
③ポリエステル塗装
ポリエステル塗装は非常に硬く厚塗りが出来る塗料です。
ラッカーやウレタンに比べて塗膜の形成が早いので大量生産するのに向いている塗料になります。
④オイルフィニッシュ
オイルフィニッシュは木材に染み込ませて表明を保護します。
手触りがさらさらなのでそれを好んで選ぶ人も多いです。
オイルフィニッシュは塗膜が形成されるわけではないので
使用によってだんだん塗装が剥げてきたり汚れが浸透したりすることがあります。
着色済みの上から塗ることも可能なので塗装が剥げてきたら
オイルを買って自身で塗り直すことも不可能ではないです。
オイルはホームセンターなどでも手に入るのでリフィニッシュしやすい塗装方法と言えます。
以前持っていたWarwickの五弦ベースがオイルフィニッシュだったのですが
他の塗装方法にはない手触りの良さと質感がありました。
今回は塗装について書いてみました。
塗装については人それぞれ好きな塗装方法が分かれるところだとは思います。
皆さんはどの塗装方法が好みでしょうか?
それでは今回はこの辺で。
たけのこ楽器
中瀬