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ネックジョイントについて
こんにちは!
たけのこ楽器の中瀬です。
世間はお盆休みですね。
僕には関係ありませんので今日もブログを更新していきます。
今日はネックジョイントについて。
ネックジョイントはネジや接着によってボディとネックをつなぐところです。
ギブソン系のベースに多い接着方法がセットネックになります。
通常セットネックは外す必要がないのでそのままですが
稀に接着が外れて浮いてくる事があるのでその場合はすぐに修理してください。
スルーネックとセットネックの違いはスルーネックはボディエンドまでネック材が通っているところです。
セットネックはボディの上部までです。
スルーネックは弦の振動等に良い影響があるとされていますが
製造するのに長い材木が必要になります。多くの場合、縦に複数の材木を貼り合わせたものが使われます。
デタッチャブルネックまたはボルトオン
ネックとボディをネジを使って接続する方法をデタッチャブルもしくはボルトオンと言います。
セットネックよりこちらの方が一般的かもしれないですね。
ネックのヒール部分がボディのネックポケットに入りそこでねじ止めされます。
ネックプレートなどで強度が補強されている物も多いです。
ボルトオンの場合はネックを外して所にトラスロッドが埋め込まれており
ネック調整時にネックを外さないといけないものもあります。
一般的に同じシリーズのベースでもネジ穴の位置が微妙に違っていたりするので
ポン付けでのネックの交換は基本的に出来ないと思っておいてください。
もしどうしてもネック交換が必要な場合はネジ穴を1回埋めて開け直す作業が必要になってきます。
ネックのジョイントはこだわりを持っている人もいるので面白い点だと思います。
皆様、まだまだ暑い日が続きますがこういう時はクーラーがきいている部屋で
ベースでも弾いておきましょう。
熱中症にもならないし最高!!
それでは今回はこの辺で。
たけのこ楽器
中瀬