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2025-07-08 09:52:00

エレキベースの誕生について

おはようございます。

 

たけのこ楽器の中瀬です。

 

今日はエレキベースの誕生について書きたいと思います。

 

まずエレキベースが誕生前はコントラバスが音楽における低音部を担っていました。

そのコントラバスに代わるものとして1951年に開発されたのが

フェンダーのプレシジョンベースになります。

外見なんですが今のプレシジョンベースとは少し違って

今でいうOPBの形状で開発されました。

 

コントラバスでは楽器が大きすぎるので床に立てて演奏するスタイルでしたが

エレキベースでは皆さんご存じの通りギターのように横向きで演奏するスタイルになりました。

コントラバスでは弦長が1000mm超えるものがほとんどでしたが

エレキベースでは34インチ(863.6mm)に落ち着きました。

 

他に30インチ(762mm)のショートスケール

多弦ベースやダウンチューニング向けの35インチ(889mm)36インチ(914.4mm)のスーパーロングスケール

などもありますが34インチのベースが今も主流になっています。

34インチの物を一般的にロングスケールと呼んでいます。

 

このように最初にエレキベースを開発したフェンダーの規格が今のスタンダードになっています。

日本では現在もフェンダーのベースのコピーモデルが人気を博しており

フェンダー社の影響力というのは物凄いものがあることがうかがえます。

やはり一番最初に開発したブランドの影響力というのは

どのジャンルでも絶大ですがエレキベースの世界でも例外ではないようです。

 

それでは今週も音楽ライフをお楽しみください。